あつみ温泉で足湯とランチ [街づくり]
どうもです。
連休最終日に山形の日本海側にあるあつみ温泉を訪ねました!
ここは日本海からちょっと山側に走った所にある温泉街なんですけど、お客さんの減少に危機感を持った住民の方々が官民ひとつになって街づくりをしたとこなんだって。街には一本の川が流れてて、川沿いに温泉宿が並んでいます↓。
そして川沿いの通りには足湯ができる場所も。訪れたときは近くのお年寄りがのんびり足湯を楽しんでました。
そしてびっくりしたのは、道路のど真ん中でも足湯につかれるっていうこと!
さすがに往来は激しく無いけれど、道路のど真ん中に持ってくるという発想がすごい!早速つかってみました(足湯場のむかえにあるお店には生ビールの文字が!ぐっと我慢)。
程よく温まったところで、お昼を。川沿いを歩いてゆくと”足湯カフェ”なる文字が・・。
なんとここも足湯につかりながら食事ができるカフェレストランなのでした。
カフェの名前は『ChittoMotche チットモッシェ』。これは庄内弁でして『ちょっと面白い』という意味です。
店内でも食事ができるのですが、この日は好天だったので迷わず足湯スペースでお昼を。カレーをいただき、食後にアイスコーヒーを飲みながらのんびりしたひと時を過ごしました。また訪れるべき場所です。
ブログもありました(http://chitto.exblog.jp/)。
さて、ここあつみ温泉、一昔前まではどこにでもある何の変哲も無い温泉街でした。実際、私の実家の近くには湯の浜温泉、湯田川温泉などがありわざわざあつみ温泉に行くことなどありませんでした。
では、何で今回ここを訪れたのでしょうか?
きっかけは地域再生に関する情報をネットで探していたときに以下の資料を発見したからでした。
『第12回全国水の郷サミット報告書(全68ページ 5,674KB)』
ご興味のある方、検索してぜひ読んでみて下さい(少し長いですが・・)。
この中であつみ温泉の取り組みが紹介されてます。お客さんの減少に危機感を持った人々が、街づくりの専門家(堀東大教授)を呼び、アドバイスを受けながら再生へ向けて取り組んでゆくさまが紹介されています。お話をされたのが温海庁舎の職員の方で、読んでいてもすごい人だなぁと感心させられます。
資料中の堀先生の講演の中でなるほどなぁ、と思ったことをピックアップすると、
1.地域づくりのコツは、ないものねだりをしないこと。地域にあるものを活かすこと。
2.「うちの町には何もない。強力な資源がない」と思ってしまったら、そこで負けです。
「何でも資源だ。何でもうまく使ってやろう」。こういうふうにぜひ発想していただきたいと思います。
3.どうやって資源を活かすのか。
第1段階は地域の人々がその資源に気づくこと。地域の自覚がまず大事。
第2段階はその資源を磨くこと。例えば川であれば(註:当ブログによる加筆)水を戻す、あるいは魚が戻
ってくるようにする。
第3段階はほかの人の共感を得ること。つまり自己満足で終わっては駄目。
他にもいろいろありますけど、個々でお探しください(笑)。
僕は環境にかかわる仕事をしていますが、いくら環境をよくしようと叫んでもそこに住んでいる人が『あぁ、ここに住んでよかったなぁ、ずっと住み続けたいなぁ』と感じなければ環境の再生は難しいと考えてます。
なので、単純ですが、環境再生と地域再生はセットメニューでなければならないのでは、と最近思うようになりました。
じゃぁ、自分ができることは何だろう、と考えたときに上記にある堀先生の『第一段階』を実践することでした(といっても、とりあえず今はブログで紹介するだけなんですが・・)。
というわけで、これからあまり気負わずに取り組んでいきたいと思ってます。
(最後まで読んでくれた方、お疲れ様でした(笑))
連休最終日に山形の日本海側にあるあつみ温泉を訪ねました!
ここは日本海からちょっと山側に走った所にある温泉街なんですけど、お客さんの減少に危機感を持った住民の方々が官民ひとつになって街づくりをしたとこなんだって。街には一本の川が流れてて、川沿いに温泉宿が並んでいます↓。
そして川沿いの通りには足湯ができる場所も。訪れたときは近くのお年寄りがのんびり足湯を楽しんでました。
そしてびっくりしたのは、道路のど真ん中でも足湯につかれるっていうこと!
さすがに往来は激しく無いけれど、道路のど真ん中に持ってくるという発想がすごい!早速つかってみました(足湯場のむかえにあるお店には生ビールの文字が!ぐっと我慢)。
程よく温まったところで、お昼を。川沿いを歩いてゆくと”足湯カフェ”なる文字が・・。
なんとここも足湯につかりながら食事ができるカフェレストランなのでした。
カフェの名前は『ChittoMotche チットモッシェ』。これは庄内弁でして『ちょっと面白い』という意味です。
店内でも食事ができるのですが、この日は好天だったので迷わず足湯スペースでお昼を。カレーをいただき、食後にアイスコーヒーを飲みながらのんびりしたひと時を過ごしました。また訪れるべき場所です。
ブログもありました(http://chitto.exblog.jp/)。
さて、ここあつみ温泉、一昔前まではどこにでもある何の変哲も無い温泉街でした。実際、私の実家の近くには湯の浜温泉、湯田川温泉などがありわざわざあつみ温泉に行くことなどありませんでした。
では、何で今回ここを訪れたのでしょうか?
きっかけは地域再生に関する情報をネットで探していたときに以下の資料を発見したからでした。
『第12回全国水の郷サミット報告書(全68ページ 5,674KB)』
ご興味のある方、検索してぜひ読んでみて下さい(少し長いですが・・)。
この中であつみ温泉の取り組みが紹介されてます。お客さんの減少に危機感を持った人々が、街づくりの専門家(堀東大教授)を呼び、アドバイスを受けながら再生へ向けて取り組んでゆくさまが紹介されています。お話をされたのが温海庁舎の職員の方で、読んでいてもすごい人だなぁと感心させられます。
資料中の堀先生の講演の中でなるほどなぁ、と思ったことをピックアップすると、
1.地域づくりのコツは、ないものねだりをしないこと。地域にあるものを活かすこと。
2.「うちの町には何もない。強力な資源がない」と思ってしまったら、そこで負けです。
「何でも資源だ。何でもうまく使ってやろう」。こういうふうにぜひ発想していただきたいと思います。
3.どうやって資源を活かすのか。
第1段階は地域の人々がその資源に気づくこと。地域の自覚がまず大事。
第2段階はその資源を磨くこと。例えば川であれば(註:当ブログによる加筆)水を戻す、あるいは魚が戻
ってくるようにする。
第3段階はほかの人の共感を得ること。つまり自己満足で終わっては駄目。
他にもいろいろありますけど、個々でお探しください(笑)。
僕は環境にかかわる仕事をしていますが、いくら環境をよくしようと叫んでもそこに住んでいる人が『あぁ、ここに住んでよかったなぁ、ずっと住み続けたいなぁ』と感じなければ環境の再生は難しいと考えてます。
なので、単純ですが、環境再生と地域再生はセットメニューでなければならないのでは、と最近思うようになりました。
じゃぁ、自分ができることは何だろう、と考えたときに上記にある堀先生の『第一段階』を実践することでした(といっても、とりあえず今はブログで紹介するだけなんですが・・)。
というわけで、これからあまり気負わずに取り組んでいきたいと思ってます。
(最後まで読んでくれた方、お疲れ様でした(笑))
2009-05-10 20:37
nice!(1)
コメント(2)
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あれれ~、すっごいっちゃ!最後まで一気に読んだっちゃ!
さっそく検索かけて見つけましたず~ん。
しての、、、
実はその、、、その国交省で
まちづくりの取組みどこ発表したなが、、、
百年の情熱こと、、、この、、、わたしだなですども、、、
緑の街さんとは、もしかして
どこかでお会いしたんですがのぅ??
気になる~~
by 百年の情熱 (2009-05-11 19:54)
コメント、ありがどうございます!
国交省のでご発表された方が”百年の情熱”さんなのですね!
研究所のブログ、拝読してます。
百年の情熱さんとはまだお会いしたことはありませんけど、何かの折にぜひお会いしたいものですね。
近々、またアップします!
by 緑の街 (2009-05-11 23:19)