SSブログ

映画「沈まぬ太陽」 [雑記]

バタバタした日々が続いている管理人です。

毎月1日は映画の日。たまには映画でも、と思って足を運んだわけではなく、たまたま映画の日に当たって1,000円で上記映画を見てきました。

渡辺謙さん主演の映画「沈まぬ太陽」。3時間以上の上映時間(途中休憩あり)。原作は「白い巨塔」でおなじみの山崎豊子さん。管理人、その昔どちらも文庫本で読んだ記憶があります。

内容は事細かく言いませんが、日本のナショナルフラッグ「国民航空」を舞台にした社会派映画です。
会社による組合潰し、会社幹部と政治家、役人、ジャーナリストとの癒着、そして500名以上が亡くなった「国民航空」機123便の墜落事故。遺族には誠心誠意と言いながら反省の色が見えない会社幹部。その中で10年もの間海外へ左遷されてきた主人公が遺族のお世話係となり、徐々に遺族の信頼を得てゆく。

事故後、新しい社長を迎え会社再建のために主人公も幹部に登用されたものの・・・、とこれ以上は書かないことにしました(笑)。

主人公は実在された方です(もうお亡くなりになったみたいです)。会社に冷遇され、時には出世を目の前にちらつかされても、職場の仲間を裏切るようなことは絶対しなかった、その信念に深い感銘を受けました。主演の渡辺さんも本当にすばらしかったです。

今、改めて文庫版の「沈まぬ太陽」を読み直しております。全5巻もあり、なるほど映画も長くなることがうなずけますが、晩秋の頃、長編の小説をゆっくり読むのもいいものです。

なお、映画には「日本航空(JAL)」がクレームを付けたようですが、映画はフィクションであり、実在しない航空会社である「国民航空(NAL)」の腐敗を描いたものでJALとは一切関係がないことを、管理人からも申し添えておきます(笑)。

nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 3

コメント 1

ku−san

見てみたい映画です。
by ku−san (2009-11-10 21:14) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Nスペ「自動車革命」元滝 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。