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『だめ連』仲間 in 名古屋 [雑記]

昨日は久しぶりに会った友人と管理人の3人で夜の街?へ繰り出しました!

場所は名古屋の堀田地区。友人に言わせると、堀田は名古屋の下町。
そういえば、”昭和”の雰囲気が色濃く残る家や商店もたくさんありました。

その中に一軒、いい雰囲気の飲み屋がありまして、店頭には大きなどて煮のなべが。その中には、こんにゃく、
ぶた串、きも串が放り込まれていて、ぐつぐつ音を立てています。お客さんは生キャベツをかじりつつ、その鍋から勝手に串を拾い上げてます。お値段は1本80円と、格安。仕事帰りのサラリーマン、長髪の若者、近所のおじさんが串をかじりつつ、ビールを流し込んでおりました。
http://allabout.co.jp/travel/travelnagoya/closeup/CU20070807A/

友人の一人はお寺の住職さん。いわゆる世襲のお坊さんではなく、あることをきっかけに仏の道に入られた方です。聞けば、大変な人生を送ってこられ、子供のころの虐待、吃音障害、そしてアスペルガー症候群で長いこと苦しみ、その苦しみから逃れるため大量の飲酒。そして幾度もの入退院。最後には自死直前までいったとき、仏法の法話により救われ、会社を辞めて仏道に入られたのでした。でも、お坊さんになったからといってお経をあげているばかりではないみたいで、ホームレスの支援活動などといった社会的な活動もしておられます。

というわけで、俗物の塊の管理人、たまにお会いしてはありがた~いお話を拝聴しております。

もうお一方、彼は現在生保の営業で外を飛び回っておりますけど、本人曰く、自分は多動性障害とのことでその点で苦労しているそうです。

育った環境も、境遇も、時代もまったく違う3人に共通するキーワードは『だめ連』。
http://homepage3.nifty.com/saru21/dameren.html

詳しくは上のサイトを見ていただくとして、われわれが出会ったのはだめ連主催の交流会に参加したのが始まりでした。管理人自身、積極的に自分を『だめ』とは思っていなかったものの、当時は将来に展望も持てず、何をしてもうまくいかず、「俺はだめ人間なのかなぁ・・」と感じていました。

そんな時、ふと本屋で『だめ連宣言!』というタイトルの本が目に付きました。「なんだこれ?」と手に取ると、なにやら面白そうな考え方が・・。ネットで調べると近くで交流会があるとのことで早速参加。そのときに出会ったのが上記の友人なのでした。

今も当時と同じ、悩みや孤独に苦しんでいる若者が多いと思います。そして引きこもっている人も・・。
その人たちの行き着く先が「新興宗教、自己開発セミナー、蒸発、自殺・・・」そしてホームレスでは、あんまりです。「自己責任」と言ってしまえば簡単かもしれませんが、仮にそうだとしても、管理人、どうしても突き放した見方ができないのです。

というのも、自分がもし同じ境遇の下に生まれていれば、きっと自分もああなっていただろうなぁ、といつも思ってしまうもので。

というわけで、この「だめ連」人脈、末永く続いてほしいと思っている今日この頃です。合掌。

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