インドネシアの思い出①：環境と地域再生などを考えるブログ：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

インドネシアの思い出①　[雑記] [編集]

昨年、半仕事・半観光でインドネシアに行ってきました。

　滞在場所はジャカルタから東へ、多分、百数十キロに位置するバンドンという都市。インドネシアは赤道に近い南半球にあるのでここもさぞかし暑かろう、と思っていたのだけれど、バンドンは高地でとても爽やかなのでした。日本の初夏に近い感じかな。盆地なので湿気もなく、過ごしやすいところです。写真は、高台から見たバンドン市。ちょっともやってますが、そんなに蒸し暑くはありませんでした。

市内の一コマ。

　初めてのインドネシア（東南アジア）。カルチャーショックだらけ。宿に蚊が多くて辟易したんですけど、これもまたその土地の特性なんだなぁ、とのんきに考えて過ごしていました。

　ただ、社会の格差は大きくて、車で信号待ちをしていると、ギターを持った子供が車と車の間隙をついてやってきてお金を貰おうと歌っていました。一日中、そうやって過ごしているのでした。逆に、お金持ちは家に数台の高級車（日本車、ドイツ車）をもち、専用のセキュリティー要員を玄関前に駐在させていたり・・。そして、日本では見たこともないような豪邸に住んでいるのでした↓。

　友人によると、インドネシアには義務教育制度がなく、お金がないと子供に教育も受けさせることができないとのこと。そういえば、道端で何か売っている子供がいたんですが、見た目は小学校低学年。気の毒に思えてなりませんでした。

　でも、こちらの人はめっぽう明るく、社会が貧しくてもみんな支えあって暮らしているそうです。イスラム教の国なので助け合いの精神が強いとのこと。その友人も信仰心篤いムスリムなのでとても親切なのでした。

　訪れたとき、インドネシアは断食の期間（ラマダン）でした。なので昼間は基本的に食堂は営業してないんですけど、マクドナルドなどは営業していてそこで昼食を摂ることができました。ただし、さすがのマクドナルドもラマダン期間中はお店の窓にカーテンをかけて外から食べている様子を見せないようにしているのでした。

　私もムスリムの友人の前で堂々と食べるのは気が引けていたのだけれど、気を利かせ、食事中は席をはずしてくれました。でも日が暮れると街中の人が繰り出してきて、レストランは大混雑。面白いなぁ、と思いつつレストランの順番待ちに名をつらねたのでありました。