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ごみ減量効果 [環境]

ごみを減らそうといってもなかなかうまくいくものではありませんけど
札幌市では家庭ごみの処理を有料化にしたらごみの減量が目標を上回るペースで進んだそうで、
そのおかげでごみ処分場(清掃工場)のひとつが不要になって来年3月で廃止になるとのことです。
これで清掃工場を新たに作る370億円が節約になると。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20100104-OYT8T00652.htm

有料化にすることで環境意識も高まり、ごみを出さなくなるのでしょうか?
いずれにせよ、処分場問題で頭を抱えている自治体では札幌のケースがひとつの参考になりそうですね。

でも有料化で不法投棄も増えそうな気もします。管理人の住んでいる地区はまだ有料化ではないんですけど
レジ袋に入れられたごみが道路端に捨てられているのをよく目にします。直接車から投げ捨てており、まだまだモラルの低い人が多いのも事実です。



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ある新聞記事より [環境]

へぇ~、と思ってしまいました。
こんなケースもあるんですね。
産業廃棄物処分場はいろんな地域で建設反対運動が起こされていますね。

焼却炉が密集する地域に住む人は絶えず排ガスに晒される危険性、
さらに農作物への影響もあるかもしれない。そして農家にとっては風評被害も・・・。

でも、ごみが出る以上はどこかで処分しなければならない・・・。

あ、どんな記事か紹介するのを忘れてた(笑)。

中日新聞の記事抜粋です。

【社会】

設置許可取り消しへ 春日井の産廃施設

2009年12月2日 朝刊

 愛知県春日井市に建設された産業廃棄物処理施設について、同県は、稼働前の試運
転中に2度にわたる改善命令を出したにもかかわらず、臭気などの測定値が維持管理
上の基準値を超えたとして、設置許可を取り消す手続きに入った。環境省によると、
稼働前の産廃施設に対し、設置許可を取り消すのは極めて異例という。

 同施設をめぐっては、地元住民らが操業差し止めを求める訴訟を起こし、名古屋地
裁が10月、「施設は構造基準に適合し、健康が侵害される可能性を認めるだけの立
証がない」などと請求を棄却。司法と行政の判断が分かれることになる。

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009120202000144.html

「地球温暖化懐疑論批判」 [環境]

というものを紹介していただきました。

PDFファイルで全文が参照できます。
http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho

まだ全体を読んではいませんけど、なかなか説得力があります。

管理人の個人的な意見としては温暖化自体は進行しているのだと考えます。
ただし、これは数学の定理とか物理法則とかではなく、あらゆる観測やデータ解析、シミュレーションによる
研究の結果を総合すると、どうも地球は温暖化しているらしい、との大多数の科学者の結論から導かれた
ものです。

そしてそれが二酸化炭素の増加が原因であるということも・・。

でも、そんな科学者の論文よりも、もっと身近なことで「これって温暖化がもたらしたんじゃないかなぁ」って
思えることが多分あるんじゃないかと思うんです。特に、農業や漁業、林業で活躍している方々で。

そういう感覚は非常に大切で、科学者のコミュニティにもっとそういった意見が反映されればもっとはっきりすると思うんですね。

温暖化はグローバルな現象なのでいろいろな見方があり、時にはそれが金儲けにつながることもあります。
その辺の裏事情もわかった上で、では自分自身では何が真実で、何ができるのかを考えてゆくのが大切なんでしょうね。

Nスペ「自動車革命」 [環境]

を観ておりました。

 ガソリン車から電気自動車へ。各国が熾烈な競争を始めています。日本でも日産が中国市場を狙って動いていることを伝えておりました。

 自動車ではないのですが、昨年中国を初めて訪れたとき、街中を走る小型バイク(原動機付き自転車)の大部分がモーター駆動でありました。ガソリンによる原動機が普及しなかったのか、あるいはいち早くモーター駆動方式を取り入れたのかわかりませんが、いずれにせよこれからの世界の流れから電気自動車の普及が進んでゆくのでしょうね。

 番組の中で印象深かったのは、日本人の老技術者が中国の新興自動車メーカーに招聘され、そこで技術的なアドバイスをしている中で語った言葉(うる覚えですが・・)、「彼ら(中国人の若い技術者)を見ていると自分らが若かった頃を見ているようだ」。今は70代の日本人技術者。戦後、何も無かった頃から、それこそゼロからモノづくりをはじめたあのころの、貧しかったが生き生きしていた頃を、今の中国の若い技術者に感じていたのでありましょう。

 自動車に限らず、 21世紀はあらゆる場面で「環境」が意識されてゆくでしょう。それはそれで人類の進むべき道なのでしょうが、それと併せて、なんといいましょうか、人間性の回復も全てがシステム化されそのなかで飽和してしまった日本社会では必要になってくるんじゃないかなぁ、と思ってしまいます。その意味で「地域」と「環境」の再生は両輪なんでしょうね。

 最後は訳の分からないところに着地してしまいました(笑)。


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町内温暖化対策 [環境]

おばんです。

 これから寒くなろうというときに温暖化の話をするのもなんですが、これからグローバルなスケールでの気温が年々上がりそうなのでどうしたらいいものか、といろいろな人がアイデアを出してます。

 先日、ある建設会社の社長さんがお見えになりました。この会社ではこれからの温暖化時代、いかに街の夏の暑さを和らげるか、ということに取り組んでいらっしゃるそうなんです。で、注目したのが「土」。

 話を聞いてみると、土にある加工をすると水を通しやすく、かつある程度の水を保つような性質を持たせることが出来るそうで、雨の日は水溜りが出来にくく豪雨の場合だと保水性もあるので大量の水が河川に流れ込むことを抑制でき、晴れの日は気化熱で地面の温度を下げ、ひいては気温も下げると。これを歩道や学校のグラウンド、屋上緑化で使えば街の温暖化を抑えることが出来るんじゃないか、と。

 さらに廃棄物処理の過程で出てくる残土からも作れるそうで、各地域で処理した廃棄物からも作られる「地産地消」型。ということは、長距離の輸送をしなくても良い、つまり輸送コストがかからないというオマケつき。

 素人の管理人、「へぇ~」と社長さんの話に聞き入ってしまいました。というのもこの夏に仕事で街の気温をあちこちで測っておりました。町の中の気温って日中は(日当たり、風邪の有無で)ばらつきが大きく、夜は小さくなります。

 そして、皆さんも体感したことがあると思いますけど、緑がある場所は涼しいのです。この涼しさを街に広げられれば少しは街の温暖化を防ぐことが出来るんじゃないかなぁと思ってまして、その過程で上で述べた土を使って歩道やグラウンドを整備すれば結構いい線いくんじゃないか、と夢想しております。

 夏の夜のあの蒸し暑さ、緑地からの冷気だけでは不十分ですけど、それでもクーラーの設定温度を一度でも上げることが出来れば省エネにつながってゆくんじゃないかなと、そんなことを考えている今日この頃です。
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鮎瀧へ [環境]

この3連休、ちょっとした用事で動き回っておりまして、途中見物に訪れたところがここ↓。
ayu1.JPG

ここは愛知県は新城市(「しんしろし」と読みます)にある鮎の伝統漁法が見れるところ。
ayu2.JPG

要するに、鮎が遡上して飛び跳ねた一瞬に捕らえてしまおうということなのです。
ayu3.JPG

長いさおの先に丸い網があり、それで捕まえているのですね。考えようによっては”環境にやさしい”漁法、かな?

こういった伝統的な方法がまだ生きているところがいいですね。

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温暖化その他だらだらと・・ [環境]

皆様の日曜日、いかがでしたでしょうか?

管理人、恥ずかしながら日曜はダラダラ過ごすことが多いです・・。ダラダラ読書、ダラダラドライブなどなど。これではイカン!と反省しきりです。

さて、昨日のテレビでCO2削減技術や政策を紹介してました。IPCCの報告書では温暖化の原因はCO2の増加でほぼ間違いないだろう、って言ってます。そして今までの気温データから世界の気温の上昇はほとんど疑う余地もないと。

管理人も、そう思います。たとえば、子供の頃と比較しても雪が少なくなってきているし、昔山形市に住んでいたのですけど、蔵王の樹氷ができる最低の高度もだんだん上がってきていることなどからやっぱり温暖化しているんだなぁって肌で感じていました。

そこでふと疑問が・・。温暖化、つまりだんだん気温が上がってきている。ではその気温はどうやって測られているのでしょう?
よくお天気情報で出てくる気温や風速は気象庁が設置したアメダスで測られているのはご存知だと思います。アメダスは全国に約1300箇所設置されているそうです。

で、もうすぐ夏。皆さんの記憶にも新しいと思いますが、山形市がもっていた最高気温の記録が2007年に塗り替えられました。岐阜は多治見、そして埼玉は熊谷に。「記録・・、それはいつも儚い。一つの記録は一瞬のうちに破られる運命を持っている・・・、それが記録なのである」と「びっくり日本新記録」のナレーションで申している通り、記録はいつか破られるんですが、そもそもどういう状況で気温って測られているんだろうと思い、気象庁のHPをのぞいてみました。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kansoku_guide/d2.htm

いちいち気象庁のページに行くの面倒くさい、という方のためにかいつまんで言いますと
・気温は地面から1.5m高さで測る。
・最寄りの建物や樹木からその高さの3倍程度の距離を置いて設置する(風通しを保つ)。
・人工の熱源(車の排気ガスや屋外空調設備)から十分に離す。
・屋上への設置は避ける(建物からの照り返しが気温を高めるため)。

ということです。きっと下の写真みたいなところで測るのが理想的なのでしょうね。
amedas1.JPG

少し離れたところからの写真↓。
amedas2.JPG

ご覧の通り、周りは田んぼばかり。今度はぐっと近づいて、柵の中にある雨量計を撮ってみました。
amedas3.JPG

ありゃ、雑草が生い茂ってますねぇ。元は芝生だったのかな?雑草が伸びて雨量計の上にかぶさると正確な雨量が測れなくなりそう・・・。

次は、ある都市の中にあるアメダス。
amedas4.JPG

もろビルの近くに置かれてます(笑)。これではビルや道路の影響を拾いそうですね。そして、ここで測られた気温がその都市の気温として公式に記録されるのでしょう。もちろんお天気番組にも使われるんでしょうね。

ということで、気温ひとつとってもどういう環境で測られているか、っていうのが大変重要でして、そこで測られた気温がはたしてその地区を代表する気温としていいのかどうかを評価するのも大変難しいです。

たとえば、ある都市のアメダス気温が30度だったとしても、測定機器が郊外にあればその気温は郊外の気温であってその都市の気温とはいえないのです。実際、都市の中で気温を測定するとアメダス気温より高くなることもしばしばあります。建物や空調設備の影響が加味されるからなのですね。ということはすぐ上の写真みたいな環境で測るのが本来の気温といえるんじゃないかな?でもこれは自然気温じゃなくて都市気温だよなぁ。

温暖化の根拠となるデータはあくまでも自然気温だから都市の影響を大きく受けている気温データは温暖化の評価には使えないってことになりますね。とすると、日本で温暖化のデータとして使える場所は限られてくるんでしょうね。ただし、上の写真にもありますけど、いくら理想的な環境でも雑草が生い茂ったり、近くに建物が新たにできたりすると正確な観測ができなくなるので日ごろからちゃんと保守・管理しないといけないのですが、気象庁の発表ではこれから全ての測候所を無人化するっていってます。したがって酒田測候所も無人化されます。

この無人化による観測環境の悪化を危惧していらっしゃる先生がいます。東北大学で教鞭をとられていた近藤純正先生です。以下は近藤先生のHPです。
「温暖化の監視が危うい」
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kisho/kisho44.html

ご興味のある方は、どうぞご覧なってみてください。

また長くなってしまいました。すみません。
本日はこの辺で。おやすみなさい。

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