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朝市

とうとう年も明け、2012年になり、時間の過ぎ去るのが早く感じる管理人です。

 更新もほとんどなくなり、われながら物事の続かなさに嘆き、あきれてしまうわけですが、生来の
性質なのでしょう。

 先日、地元の有機農業を営んでいる農家の方々が開いている朝市(といっても午前9時くらい)に
顔を出してきました。白菜、にんじん、ねぎ、お茶等々野菜やその加工品が並べられており
結構楽しめました。

 農業。管理人には経験はないのですが、一消費者として真摯に取り組んでいる生産者の方を
応援したいですね。

台風15号接近

台風が接近中とのことで、情報収集に余念がない管理人です。ちょっとしたテストで、ある放送局のHPをリンクしてみます。皆さん、お気をつけを。


テレビがなくなって一週間。 [雑記]

地デジ移行後一週間がたちました。
管理人の家のアナログテレビもその役目を終わり、いまは部屋の隅っこに「廃棄物」として鎮座しています。
まだまだ使えるのですがねぇ。チューナーをつければアナログでも観られると聞いたのですが、
「何もそこまでしなくとも・・」とのことでテレビは地デジ移行を機に廃止しました。

もともとテレビは自分からはほとんど見ない生活を送っていたので何の変化もありません。
家族が観るので、それをぼんやり眺めている程度でした。

ただ、アナログ終了一月前くらいに画面左隅にデカデカと出た「カウントダウン」表示、
バックの文字と重なっても消えず、「ここまで地デジをごり押しするんか!」と怒りがこみ上げてきたものでした。
民放だとそのカウントダウン表示はCMになると消え、CMが終わると再表示されるという、
視聴者を軽視したその姿勢には、言葉では表現できない、嫌な感じ、を受けたものです。

しかし、この民放の姿勢はごく当たり前ではないか、とも思うようになりました。
テレビ局にお金を払うのはスポンサー企業です。大事なお客さんの広告にカウントダウン表示など
もってのほか。視聴者は客ではないから適当に笑わせておけば表示ごときでガタガタ言わないだろう、
という思惑もあったのかもしれません。

テレビ(民放にしろNHKにしろ)は視聴者のためにある、とのことを盲目的に信じてきた管理人、今回の
件で己の浅はかさを痛感しました。テレビは視聴者のためでなく、「スポンサーのためにある」、
ということを遅ればせながら理解しました。つまり、テレビが本当に見せたいのはテレビ制作会社が
つくった「番組」ではなく、スポンサー企業の「CM」だったのだということがやっと分かった、ということです。
ただNHKのスポンサーは受信料を払っている一般の人たちなのでそこは民放と違う点ですが。

まぁ、とにかくこれからはラジオをネットと、NHKのオンデマンドがあれば十分かな、と思っている
管理人であります。

祭りを観に

帰省しました。庄内三大祭といわれる大山犬祭り。東京からの友人も同じ目的で帰省。
小さい頃、みこしを担いで以来です。
今回、神社の階段をみこしを担いだまま駆け上がるところまで付いてまわりました。
実は、この祭りの詳しいことはほとんど知りません。みこしを担いだ後はお小遣いを貰い
友達と露店へGO!だったので・・。というわけで、詳しいことは以下を。
http://www.pref.yamagata.jp/ou/somu/020020/mm_bk_data/mm_spcial/index_No45.html

ここから先は写真をぺたぺた貼ります。
出発前の記念撮影
犬祭り_駅前.jpg

地元高校による演奏で祭りパレードがスタート!
東高校.jpg

各町内の子ども会の犬みこしがつづきます。いまは台車の上にみこしが乗っていて子供が引っ張る形になっているんですね。管理人の子供時代は担ぎました。
犬みこし.jpg

こどもからぐり。
こどもからぐり.jpg

大人みこし
おとなみこし.jpg

そしてからぐり山車登場。2つあります。高さはどのくらいあるんでしょうか?近寄るとかなり迫力があります。
からぐり1.jpg

ちょっと見づらいですが、からぐりを家の前に向けることで幸福祈願をしているとの事。
からぐり2(1).jpg

この日はバスもルート変更
バス.jpg

他の町内の行列も合流。見物人も増えて通りはごったがえしています。
合流.jpg

やはり祭りには露店がなければ。
露店.jpg

地元中学生の行列。何を踊っているのか、皆目分からない無知な管理人です。
おどり1.jpg
おどり2.jpg

からぐりはゆっくり進むのでみこし行列とかなり離れてしまいました。
からぐり3.jpg

そして祭りのメインイベント(?)。みこしを担いだ若い衆が神社の急な階段を一気に駆け上がります。
担ぎ手は事前にかなり酒を呑まされるらしく、酔ってフラフラ状態で上ってくるとか。大丈夫なんでしょうか?
みこしは3基あります。気合を入れ、まず1基目がスタート!
駆け上がり1.jpg

あーっと!途中で転倒してしまいました。
駆け上がり2.jpg

なんとか建て直し、境内へ。そして2基目。今度は無事に駆け上がりました!
かけあがり3.jpg

そして境内でさらに神事が続き、終わるのは夜8時くらいになるとの声が雑踏の中から聞こえてきました。
こんなに長い祭りだったとは・・。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
そして本日6月6日から来年の祭りに向けて別の町内で神事がスタートしました。
今回改めて見て、地域に密着した祭りなんだなぁ、と。来年当たり、出てみようかな、と思わせる一日でした。

原発事故をきっかけに自分を考えてみる。

 前回の更新が2011年2月だったんだけども、あれから4ヶ月近く経ちましたね。地震、原発と大きなことが起こったせいか、ただ単に怠惰なせいか、下書きをしては消すということが数回ありまして、今回再書き込みしている管理人です。

 原発。未だに頭の中で整理がつきません。毎日、ブロガーやジャーナリスト、専門家と云われる人が原発について多くを語っていて情報が洪水のごとく流れ込んできます。ともすればその洪水に飲み込まれ、自分も流されてしまいそうです。

 そもそも管理人、これまで原発についてはあまり関心もなく過ごしてきて、日本に何基作られているのかすら知りませんでした。もちろん、チェルノブイリは知っているので「原発って、一旦事故ったら、あぶねーなぁ」とか「放射性廃棄物はどうするんだろう・・」という意識はありました。なので漠然と「原発はこれ以上作らない方がいいんじゃないか」と思い続けていたんですが、それを表明することはありませんでした。
表に出さない理由を思いつくままに挙げてみると・・、
・自分自身、原発問題に強い関心がなかった。
・周りにそのような問題に興味を示す人が(たぶん)いなかった。
・変なレッテルを貼られるのが嫌だ。(考えすぎ?)
・自然エネルギーなどの次世代発電技術が発展するまでとりあえず原発でつなぐものしょうがないのかなぁ、と思っていた。
こんなとこでしょうか。

 3.11、事故は現実になりました。原発が爆発するところをテレビで観て「あぁっ」という思いと共に、こんなことが自分が生きている時代に起こるのか・・、という何とも言えない気持ちになりました。この時点でも管理人、原発の構造やどんな放射性物質が存在するのか分かりませんでした。テレビでは枝野さんの「直ちに健康に影響を及ぼすものではない」という言葉が響いていました。

 爆発したそのとき、自分の取った行動は・・・、何もありませんでした。原発から遠く離れているところに住んでいるということもあるでしょうが、直接自分の身に降りかかってくるものでもないので、「まずいなぁ」という思いはありましたが、それで生活を変えたり、生き方を変えたりということはなく、淡々と日常を送っていました。今もそうです。ただ、爆発後には放射性物質の拡散が予想されるので、実家の家族や友人には風向きに注意して、もし東寄りの風に変わったら念のためマスクをするとか、外出を控えるとかした方がいいと伝えておりました。

 日ごとに悪化する原発の状況に危機感を募らせながらも、見えてきたのは結局は何も行動しない、できない自分でした。これが本当の「俺」なのかと。被災地や原発周辺でボランティアをしている人たちの映像を横目に見ながら、メシを食い、酒を呑む。情けない思いで一杯になりました。昔、大気環境に関する仕事に関わっていただけに、その思いは一層強いんです。では、なぜ行動しない(できない)のかな、ということになるわけですが、
・仕事を休むわけにいかない
・当事者意識がない
・放射能を浴びるのが怖い
・現地に親類や友人がいない
・情熱がない
というのが正直なところです。他にもあるかも知れませんが・・。

 東日本大地震、東電福島原発事故は大きな歴史的事実として語り継がれてゆくでしょう。最近よく思うことに、今回のような大きな自然災害、それによって引き起こされる人災、そして戦争に当事者として直面したとき、いったい自分はどういう行動を取るのだろうかということです。例えば戦争。もちろん嫌です。殺すか殺されるかしか選択肢のない場所に送られ、極限状態が続く日々。肉体も精神ももたないでしょう。昔は戦争になったら懲役を拒否して逃げる、などと思っていましたが、今回の原発事故で明らかになった自分を見て、おそらく戦争になったら嫌だと思いながらも参戦するんだろうなと。それは国のためとか言うのではなく、行かないと自分や家族に対して嫌がらせをされたり、社会的に不利益を被ったりする恐れがあり、それが管理人には耐えられないからです。

 そんなことから管理人には、土壇場や修羅場、生死がかかった場面では自分の信念を貫く勇気がないんだろうなぁ、と思わせる原発事故でありました。

そんなことを思いつつ、こんな曲を聴いていました(笑)

「人間のクズ」忌野清志郎
http://www.youtube.com/watch?v=dX0M1hCS2QU


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